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やっててよかった新聞奨学生

自分の力だけで大学生活を送ることは、本当に大変なことです。
多くの学生が仕送りなどをもらって大学生活を謳歌しているなかで、新聞奨学生として生活していくことは、簡単なことではありません。
しかし、新聞奨学生の生活には多くのメリットがあります。このようなメリットを理解すると、新聞奨学生の制度を利用してみようと思う学生は増えるはずです。

そして、新聞奨学生の生活は、決して大変なことばかりではありません。大変なことの裏側には数多くのメリットや、人間的成長の糧となる、かけがえのない学びが存在しています。
新聞奨学生を経験した社会人の多くは、「新聞奨学生をやっていて良かった」と口を揃えて言います。
新聞奨学生には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは新聞奨学生のメリットを紹介します。

新聞奨学生をやっていたからこそ得られるもの

新聞奨学生をやっていた社会人に話を聞きますと、「時間の使い方がうまくなった」、「学業に集中できた」、「精神力や心が強くなった」、「お金に困ることがなくなった」、「社会に貢献できた」などの点をメリットとして挙げる人が、とても多いです。

これらの点を、一般的な普通の大学生活で手に入れることは、なかなかありません。
働きながら勉強をするという、新聞奨学生だけが手に入れることのできるすばらしいものだと思います。

一般の大学生は、毎日の生活が乱れる場合が多いものです。深夜まで友人と遊んだり、朝遅く起きたりする学生が増えてしまいがちです。親の管理下から離れた学生は、どうしても生活が乱れる傾向にあります。やはり自由な大学生活では、時間の管理が適当になってしまうことがあります。

充実した学生生活

そのために、学業にまで悪い影響が出てしまうこともあるでしょう。深夜まで夜更かしをしてしまうと、当然ながら朝早く起きることが難しくなります。眠気がとれないので、遅い時間に起床することになります。
そうすると、大切な授業に出席できなくなりますので、なかなか大学の単位が取得できない事態に陥ってしまいます。

せっかく厳しい受験勉強を乗り越えて入学することができた、憧れの希望の学校なのに、ろくに出席できず、単位を思うように取得できず、留年をするようなことが続けば、最悪の場合は卒業できないようなことにもなりかねません。

新聞奨学生の生活では、このような事態を回避することができます。毎日の時間管理がきっちり行えますので、大学の授業にしっかり出席することができます。

奨学金以外に給料がもらえますので、収入の面でも困る心配はありません。
新聞奨学生制度は、あなたの大きな力になってくれます。

日本の奨学金制度の種類と問題点

わが国の奨学金には、様々な制度が設けられています。
奨学金の中にもいわゆる「教育ローン」に近いタイプのものや、返済負担がなく、学生の経済的支援が手厚いものなど、その内容は大きく異なります。
奨学金のタイプには、大きく分けて3つあります。

「借りる奨学金」

「借りる奨学金」とは、卒業後に返還する必要がある「貸与型の奨学金」のことを指します。この貸与型の奨学金には、日本学生支援機構の奨学金、地方自治体の奨学金、民間団体による奨学金のほか、教育ローンも含まれます。

日本学生支援機構の奨学金制度は、外国人留学生に対しては「支給型」でサポートを行っており、外国人と日本人学生に対する「教育支援に差が大きすぎる」と、制度を問題視する声も上がっています。

日本学生支援機構の第二種奨学金は、一般の銀行ローンと比べて、低金利で融資を行っています。ただ、多額の借金(学費の借入)をしていることで、返済苦に悩む学生も少なくありません。

地方自治体の奨学金には、各都道府県が設ける「地域条件のある」奨学金と、各地方公共団体がそれぞれ独自に設ける「地域条件のない」奨学金の2種類が存在します。

「稼ぐ奨学金」

「稼ぐ奨学金」とは、特定の仕事で収入を得ながら、進学する奨学金のことを指します。
新聞奨学生 稼ぐ奨学金は、借りる奨学金のように「返済負担」を負う心配がありません。このため、経済的理由で進学が難しい学生には「うれしい奨学金」と言えます。
この「稼ぐ奨学金」の代表的なものが、新聞奨学生です。

大手新聞社の多くは、それぞれ独自の奨学金制度を設けています。新聞奨学生は、進学前に申し込みができ、進学後は新聞配達の仕事に就くことで、奨学金制度が利用できます。
毎月、新聞配達を通して、安定した収入を得ることができます。

各新聞社の制度によって支給額は異なりますが、月10万円~15万円程度の給料の他、一部では住居(個室)や食事の支給もあります。

稼ぐ奨学金のメリットは、卒業後に返還の負担がない点にあります。
利用者の多い、日本学生支援機構の奨学金や、その他の貸与型の奨学金の場合は、卒業後に返還する義務(負債)を負うことになります。
一方、稼ぐ奨学金には「返還の義務」はないため、卒業後は安心して新生活をスタートできます。

「もらう奨学金」

「もらう奨学金」とは、別名「給付型の奨学金」と呼ばれている奨学金です。給付型の奨学金は、大きく4つに分類できます。

・地方自治体の奨学金
・民間団体の奨学金
・各学校の奨学金
・日本学生支援機構の奨学金

給付型の奨学金

もらう奨学金が利用できれば、卒業後の返還義務もなく、学業に専念できます。
ただし、もらう奨学金は募集枠も少なく、倍率も高いので一般的な制度だとは言えません。

ほとんどの学生は、日本学生支援機構の奨学金(貸与型・有利子の制度)を滑り止めとして申し込んでいます。また、卒業後の返還義務のない「新聞奨学金の制度」を利用し、経済的な負担を避ける学生も多いのが現状です。

このように、メリットが大きく、卒業後の負担が少ない「稼ぐ奨学金」である新聞奨学生は、自分の力で大学生活をやってみたいと思う人にとって、とても心強い制度です。
ぜひとも新聞奨学生の制度を利用してみましょう。