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新聞奨学生の生活パターン
このページを読んでいる人は、新聞奨学生の制度に興味を持ち始めたばかりの人、あるいは既にいろいろと調べて情報を得て興味を持ち、さらに詳しく知りたいと考えている人だと思います。
今の若い人たちの間では、新聞奨学生の制度については、あまり知られていないかもしれません。
大学進学を考える際の選択肢のひとつとして、正しい情報を手に入れ、理解を深めましょう。新聞奨学生の制度について、中途半端な理解や間違った思い込みをしたままで利用を決めてしまうと、こんなはずじゃなかったと後悔することが出てくるかもしれません。
大学生活は4年間ありますので、途中で新聞奨学生をやめることのないようにしたいですね。新聞奨学生の生活には毎日の勤務がありますので、一般的な大学生の生活スタイルとは少し異なります。
このページでは、新聞奨学生の生活パターンについて説明します。
ふつうの生活とは少し違う新聞奨学生の生活について理解しておくと新聞奨学生のイメージがふくらむと思います。このページを読んでしっかり理解しましょう。
基本的に新聞奨学生は、朝刊と夕刊の配達がメインの業務になります。
だから販売店には1日に2回出勤することになります。
朝はかなり早い時間から勤務しますので、寝坊にはくれぐれも注意してください。
新聞奨学生は、遅くとも3時半には起きましょう。その後、4時前には販売店に出勤して、勤務を開始します。
平均的には4時半頃に出発して、6時頃まで新聞の配達をします。チラシの量が多い土曜日は、7時前までかかることもあります。
バイクを使用する場合は、だいたい150件から200件程度の新聞を配達します。
200件程度の配達でも、2時間前後の時間がかかります。
雨の日の配達は大変ですので、雨除けの準備をしっかりしておきましょう。
これで朝刊の配達業務が完了します。朝の業務は、だいたい3時間から4時間前後の勤務になると思います。
配達業務には体力を使いますので、しっかりと朝ご飯を食べておいてください。
学校の授業が始まるまでの間に、短時間の仮眠をとっておくのも良いでしょう。
夕刊の配達は、16時頃から勤務します。
16時頃から1時間程度の配達が夕刊の業務になります。
ただし、金曜の夜は、土曜日の朝刊に挟み込むチラシの準備で、残業が発生することもあります。
流行りのテレビドラマや深夜のバラエティ番組などを、リアルタイムで見ることは難しいでしょう。
友人との飲み会などにも、なかなか参加できなかったり、途中で切り上げたりしないといけないこともあるでしょう。
そういった点では、少々辛抱しないといけないことも出てくるかもしれません。
休日は、「シフト制で週に1度朝刊が休み」なのと「日曜日は夕刊がない」のを合わせて「週休1日」という計算になるため、完全オフの日はありません。
実際には、週7日勤務ということになります。
旅行に出かけるといったレジャーは、難しいですね。
また、夕刊の配達と重なる夕方の時間帯の授業については、基本的に出席できないので、履修科目を決める際は、その点をよく考えておく必要がありますね。
選択肢が減るということは、もし必修科目の単位を取りこぼしてしまうことがあると、リカバリーがしにくい状況になる可能性も考えられます。
効率よく学業と仕事を両立できるよう、自分の体調に合った生活スケジュールを見つけて、そのリズムを保つようにすれば、きっとうまく続けていくことができるでしょう。